
こんにちは。黄身です。
今回は名人杯で優勝した「ふぁんでる」選手に名人杯でどういう準備をしてきたのか、
大会優勝した感想などを聞いてみました。
公式大会3回決勝に進出しており、4回目にして悲願の優勝。
3回決勝に残っている事実も凄いのですがその3回目の悔しさと反省点を活かした名人杯、その勝利の秘訣を聞いてみました。
名人杯優勝した感想
過去の反省点を活かして優勝を勝ち取ることができた
──名人杯優勝おめでとうございます。さっそくですが名人になった感想をお伺いします
ありがとうございます。
まずは名人うんぬんもそうですが、日本サーバーのトップクラスのプレイヤーが集う大会形式で1位をとれたっていうのがうれしいです。
自分自身3回日本の公式大会決勝にきていて悔しい思いをしてきたので、4回目にしてやっとそれが報われたというか、大会ごとの反省点を活かせたなと思いましたね。
──過去の反省点というのはどういった内容でしょうか
まずは初戦で7~8位を取ることが多かったです。
そのため2戦目で1~2位を取る必要がでてきてリスクを負うプレイをすることが多かった。そうならないよう初戦は4位5位でもいいから2戦目以降も落ち着いて戦える順位になることを意識してプレイしました。
結果5位スタートとなり、2戦目以降も1位を狙える試合は1位を狙えるし、1位をとれなくても上位になるプレイを選択できたと思います。
──プレイに関しては意識したことはありますか
スカウティングの量を今大会増やしました。
大会前に個人でできることはやりきって、それを踏まえて大会中は試合中に考えるべきことに時間をつかうことができました。
敵の盤面にどういう構成でどういうアイテムでどういう配置なのか、それを踏まえて自分はどういうプレイをするのかなど、試合の状況にリソースをさけたことが大きかったです。
──大会前にやれることはやったということですが、どういう準備をしましたか
構成理解ですね。
この構成理解というのは、どの駒にどういうアイテムをつけたらいいとか、シナジーをどうする等の話じゃなくて、どういう状態だと1位コンディションがあるのかその基準をもつことです。
例えばドライアドフェイトはlv8でドライアド4フェイト5を出して、Lv9でドライアド6フェイト5を出すとかいうシナジーの話じゃなくて、
ドライアドフェイトは負け進行だときつくて、勝ってドライアドのスタックをためたり、体力を残してオーンやシンドラを引いてlv9にいってセトやアジール★2につなぐことで1位がとれるので勝ち進行がとても大事。
どういう進行をするとその構成で1位がとれるのか、統計で読み取れない部分を何度もプレイすることで理解しました。

あとは構成の相性は勉強したかな。
「ドライアドはデュエリストに強くて、ガンブレがない場合はモルガナに弱い」とか、そういうことを頭にいれといて、大会本番ではそれを考えなくても無意識にそれが意識できるくらいに反復練習をした。
モルガナ・リリアが0人だったらガンブレはなくてもいいやとか、相性を知っているからこそアイテムの作り方を変えたりはした。
──そういった準備をされてたんですね
あと1ついい準備ができたと思うのは、6,7レベルでリロールして強くできる構成がアベレージ高くプレイできるなと思っていて、今パッチ(14.11)だとゴーストザイラゾーイ、ドライアド、アンブラルが強いと感じていました。
ゴースト構成はザイラというよりゾーイが強い。ゾーイはlv6でも7でも重ねることができる。ドライアドフェイトはシンドラ1よりキンド★2の方が強いからlv6で回してもいい。アンブラルはlv6でも7でも回せて安定した順位を取れる。今回はアンブラル紋章をつくることはなかったけど準備はしていました。
そうやって3ステも4ステも5ステも回すし、極端に弱い時間をなくすことができる構成が沢山あって、それに気づけたのがよかった。
大会を振り返って
配置合戦で勝った2試合目
──名人杯で印象に残っている試合はありますか
最終戦はもちろんうれしかったけど、2戦目のアルカニストラックス★3を作った試合が一番のターニングポイントかな。
庇護者のお供でラックスをプレイして、ステージ4-1でオールインしたけどラックス★3にならなくてアムム★1で正直8位だと思った。そこから4-4の寿司でリサンドラとラックスがいてどちらもとれる状態ではあったけど、ラックスは庇護者のお供があるからlv8で★3になるからリサンドラを取った。
そして4-6でキンドレッド遭遇がきて青を選択して小さな複製機をもらったんだけど、ここでもラックス★3を作らずアムム★2をつくった。ラックス★3は確定していたし周りが使っていて重なりづらそうなアムムに複製機をつかったのは自分でも落ち着いていい選択をとれたなと思った。
──配置の難しいラックスで上位に入ったのは凄いですね
本当に配置合戦だった。starfishさんがやっていたデュエリストにシンドラとリサンドラを当てないといけなかったし、titleと配置勝負をかなり繰り広げていた。
titleはゴーストゾーイをプレイしていてシェン★3をつくっていた。前衛から倒すことができないので後衛から倒す必要がある。
titleの後衛を倒すために配置を見るんだけど、titleは配置フェイントをしたり、しない時がある。

6-1のところでtitleがゾーイをどちらに置くのかを見ていて、ゾーイを一回逆に動かすフリをしてtitleは元に戻していた。
それを私が見ていたし、見られていることをtitle自身もわかっているから次当たったときはフェイントをいれずギリギリで配置をかえるかなと読んで、6-5でがっつり変えた。

結果配置勝ちでそのラウンドを勝つことができた。そういう配置の読みあいをして世界王者相手に配置勝ちできたことが大会のいい流れにつながったと思います。
これは前段で話していたとおり、自分の盤面にリソースを割かずに配置に時間をかけられたことにつながっていると思う。
Starfishさんもキーパー配置で配置を動かすことが大変そうだったので、その状況もあったからtitleに集中できたのは大きかった。
──ありがとうございます。試合中に感情が動かされたところはありますか
正直2試合目は声に出して喜びましたね笑
それ以外の試合は下位をとっても心がぶれなくプレイできたと思います。いつも試合前意気込みすぎて100点以上のプレイをしようとしてミスすることが結構あったんだけど、意気込みせず客観的に自分の状態を感じることができた。誰かがプレイしているのを後ろで見ている感じというか、大会中ミスは少なかった。
──落ち着いてプレイできたんですね
そうですね。大会に沢山でるようになって、大会当日に落ち着いてプレイするために大会前日からルーティンをするようになりました。
前日は
・しっかり寝る
・エナジードリンクを用意する
当日は
・試合前に食べ物を食べない
・大会前の1時間以上前に散歩して体を動かす
・大会直前にランクをする
このルーティンをして落ち着いてプレイできるようになったと思います。
大会で沢山負けてきたがゆえに感情的になるところや体調をベストにするために、自分の取り扱い説明書をつくってルーティンをしてメンタルと体調のコンディションをベストにしています。
ランクでは一度まさかの300LPまで落ちてからの復活
──そういえばランクで1000LPから300LPまで落ちてましたよね
パッチ初期はめちゃくちゃ負けるんですよ。
自分が強いときはパッチがでてメタが決まってきて、そのなかで勝ちパターンを見つける。だから結構座学しないと勝てない。自分はtitleやsummertimerのように要領がよくない。だから座学した後に数回して体で覚える必要がある。300LPまで落ちても1000LPに戻せると思っていた。とはいえ減らしすぎているよね笑 勝てるパターンを模索していたんだと思う。
今はアジア大会にラダー枠があるから、今後はサブ垢を作って練習するのもありかなと思う。NAで練習するのもいいけど海外アカウントより日本勢と戦うのが単純に面白いし知っているチャレンジャーと当たったら燃えるよね。
今後の意気込み
──APAC Tactician's Cup(以下TC3)に進出おめでとうございます。
TC3※に出れることは本当に大きいです。Tactician Trials(以下TT3)はパッチ変わって3日しか練習できない。自分はパッチ長く勉強したいのでTT3がかなりきつい。
そう考えるとTC3から出られるのは自分にとってアドバンテージがでかい。
※TT3の予選上位プレイヤーや各国のランク上位がTC3に出場する権利が与えられる。
──TC3への意気込みをお願いします
日本でもらった1枠で自分ひとりのものではないと思っている。
そんな貴重な枠を必ず世界大会の日本枠につなげたいと思っています。
そしてTFT世界大会優勝を目標にしている。そこにむけての準備を後悔がないようにしたい。
titleが世界大会優勝して日本はかなり盛り上がったと思うんですよ。黄身さんもTFTを盛り上げていると思うので、自分も同じように大会で優勝して盛り上げたいと思います。このゲームは見たら面白いし楽しめると思うので、そのきっかけの1つになりたいと思う。
大会応援よろしくお願いします!
ふぁんでるさんについて
ふぁんでるのTwitter:https://x.com/vander_sar_cd
ふぁんでるのTwitch:https://www.twitch.tv/vanderkahn
ふぁんでるのYoutube:ふぁんでる - YouTube
黄身より一言
大会で優勝したプレイヤーは構成やメタなどTFTの理解度が高いだけでなく、大会にむけた準備をしっかりしていることを改めて感じました。
私も実況だけでなく選手として活躍してみたいなと思わされますね。
最後に勝手にふぁんでるさんの動画を宣伝します。
