お久しぶりです。黄身です。
今セットはYoutubeや企画、コミュニティ作りに自分の時間を割こうと思っていてブログを書くことを控えていたのですが、人に教えたり動画を作ったりしている間に思考が整理されてきてLPも伸びたので、せっかくなので記事にしようかと思って今書いています。
改めてセット11では現在グランドマスターの500LPを達成しました。
一番TFTをのめりこんでいたセット5と6以来の500LP到達でした。
このセットはどういう思考でLPが増えたのかを言葉にしていこうと思います。
TFTが苦手かもしれない
TFTというゲームは30秒や1分間の時間制限の中であらゆることを決定しなければなりません。構成や進行で使う駒を決めたり、アイテムやオーグメントの選択、駒の配置まで短い時間で考える必要があります。
私は短い時間で物事を考えることが苦手だったのでTFTを5年やっている身でありながら、このゲーム苦手かもと最近思っていました。
瞬時の判断が連続して続くTFTというゲームにおいて
迷っている時間が長い=構成を作りきれず弱い時間が伸びる=ダメージを食らい負ける
となります。
であれば、、、
・迷わないように早めに最終構成を決めて構成をぶらさないこと
・迷って多少負けてもいいようにステージ3の進行で勝って体力を残す
この2つを意識するようになりました。
その考えを持つ前にLPが伸び悩んでいた時のことを話します。
強い構成を動画化したいと考えたことで陥った問題
4月中は週5投稿を目標にYoutube頑張って投稿していました。
動画投稿する習慣をつけること、Youtubeで収益がどれくらいあるのかを知ることを目的として頑張りました。
おかげ様で多くの人に動画を見てもらえ沢山コメントしていただき大変感謝しています。
仕事終わりに解説動画を毎回作れるほど時間に余裕がないので、週2~3回はプレイ動画が中心となりました。
そうなると「いろいろな構成を動画化したい」と思うようになります。
この結果、よかった点としては強い構成の条件を知れたことです。
良かった話は後回しにして先に問題点(悪かったこと)から話します。
悪かったこととしてLPがまったく伸びなかったことです。
マスターになるまでこのセットはとても苦戦しました。
毎日どんな構成をやろうと最終構成(Youtube映え)のことばかり考え最終構成を悩むあまり、
・様々な駒をベンチに抱え利子を損し人よりお金が少ない状態を作っていたり、
・理想装備や理想の駒を引こうとするあまりアイテムを作らなかったり、
・周りと被らないようにリロールタイミングが遅かったりと
自分の盤面の弱い時間がとても長く体力を無駄に失っていました。
これによって最終盤面はそんなに悪くないけど自分より強いプレイヤーにあたって下位に落ちるなんてことが多々あり、レートは伸びず、プレイがゆがんでいました。
▼私のyoutubeの宣伝しておきます。
もちろん構成動画を出していたことのメリットもありました。
各構成で上位に入るための条件を知れたことです。
動画投稿前にプレイした構成について勉強しなおして「この構成はどういうときに強くなるのか、どういう条件で強かったのか」を知ることができました。
例えば、現パッチでデュエリストはキヤナが★3だと上位率が約60%ですが、キヤナが★2でもリーシン★2とイレリアがいれば上位率70%になります。
※本来もっと深ぼる内容ですがいったん表面だけ。
つまりイレリアとリーシンがとても重要で、さらにキヤナの集まりがいいときはキヤナ★3を作れば安泰になるってことですね。
体力の余裕があればレベルを上げてリーシンとイレリアをひきにいく動きができれば上位に入ることが想像できます。
理想装備や相性のいいオーグメントも同時に調べます。これらを知ることでデュエリストの上位入る条件を身に着けれるようになります。
これはラスベガスに行ったときにたろうやしまぺん、りーりさんと話をしてデータの見方を教わったのが大きかったですね。
グランドマスターになるために意識したこと4点
さて話は長くなりましたが
改めてグランドマスターになるまでに意識したことを簡潔にまとめます。
まず改めて私の苦手なことと意識したことはこれです。
▼私の苦手な点
・短い時間で物事を決めること。
・迷う時間が長くなりがち&操作速度が遅い。
▼それを踏まえて決めたこと
・迷わないように早めに最終構成を決めてプランとプレイをぶらさないこと
・ステージ4多少負けてもいいようにステージ3の進行で勝って体力を残す
それを踏まえてグラマスに到達するまでに考えたことは4つです。
1tacticstoolsを見て構成理解度を深めた。
これは上記でデュエリストの話をしたところと重複しますが。
tacticstoolsをひまさえあれば見るようになりました。
▼リンク
TFT Meta, Stats, Comps, Match History and more Teamfight Tactics tools
データから見るとコグマウ★3構成はアイテムが多いと強い傾向にある!と読み取れます。チョガスやケイトリン、マルファイトやニーコ★3にもアイテムを付与することで安定感が増すわけですね。
2ステージ2と3の動きを明確にした。
正確にいうとお金を貯める/連勝連敗を意識し弱い時間と強い時間のメリハリを作るようになりました。
これは日本のチャレンジャーであるSummertimerが日本予選決勝でみせたプレイが印象に残っています。
4コス構成が比較的強いメタの中でステージ2全敗した後3-1でオールインして5連勝とったプレイが印象的でした。
周りはステージ3で被弾して体力が減っていてお金を貯め切らず無理やりリロールして強い盤面を作りきれず、自分は連勝ボーナスで4-2でlv8にいって4コス★2を作って上位に入るシーンがありました。
4コスメタなのでステージ3でお金を使いたくないという気持ちでいっぱいだった私ははっとさせられましたね。
再現性のあるプレイをしたいと思っていたので今は下記を考えています。
ステージ2
🔶負け進行をとる動き
・連敗ボーナスが大事
・金銭オーグをとったとき(序盤弱い)
ステージ2-2 10G、2-5 25G 2-6 32G 2-7 40G~50G 3-1 50G 3-2 lv6 50G
・経験値ふらない
※2-5から勝てる場合は勝進行に移行する
🔶勝ち進行をとるときは最低3連勝いけそうだな!
・1コスが2体以上重なっている(2コスがきたり3コスがいいシナジーが出そう)
・素材アイテム3個から1つ完成品をすぐ作れそう
・シナジーが2シナジーが2つ(ワーデン2スナイパー2など)
3~4シナジー(デュエリスト4,フェイト3など)が出る。
・メインキャリーとタンクのアイテムを作れそう
・オーグメントが盤面強くする系
🔶3-1か3-2
・2~3コスが4体★2にする
・メインキャリーとタンクに1~2個アイテムを作る
これでステージ3を3~4連勝ねらって体力を保つようにしています。
※遭遇でお金が沢山あったり、アイテムが全員に多く配られている場合、リロールして盤面を作っても中盤パワー差が生まれないことがあるので、ステージ3も負けて4-1に全力となることもあります。
3オーグメントと遭遇・イグゾルで決めたゲームプランを貫く。
これは話がながくなるので簡単に書きます。
オーグメントには強い時間が存在すると思っています。固定値でもらえるヒーリングオーブやバルクは序盤とくに強いですし、体力50を切ってから強くなるスティムパックやlv8でやっと4素材もらえる庇護者の祝福は後半強いですよね。
どの時間強く作るべきなのかを考えてお金を使うとこのゲーム面白くなります。
オーグメントの話も触れておきます。
S:金銭オーグメントfast8~9で4~5コスト構成
A:紋章で構成がきまる
B:構成が決まる盤面強化オーグ
C:比較的どの構成でも使える晩面強化オーグ
D:ヒーロー
金銭オーグメントをとれば序盤負けてもいいですがステージ3で連勝を狙って体力を残してlv9を狙います。
AとBのオーグメントは2コスなのか、3コスなのか、4コスなのか大体決まっていると思います。ドライアド紋章をとればキンド・ナーになりますし、フェイトをとればシンドラにいくでしょう。デュエリスト紋章をとればデュエリスト8を出すことになります。
各構成強い時間(lv6でデュエ6やフェイト5を出したり)があるので構成を決めたら強い時間を意識します。
金銭オーグメントをとったら序盤弱くてもいいし、盤面を強くするオーグメントをとったら序盤できれば勝たないいけない。さらにlv8で勝負する構成なのか、序盤lv6やlv7で連勝したい構成なのかを意識するようになったのはこのセットの一番の成長かもしれません。
▼3-2で強い形の例(魔法)
▼3-2で強い形例(物理AD)
4アイテムの作り方・前衛と後衛のバランスを意識した。
アイテムは防具はガンガンつくりますが、武器はあまり妥協しないようになりました。
妥協でいいのはlv9にいくと構成のパワーがとてもあがるもの。例えば龍王5コスト、ストーリーウィーバー、ドライアドフェイト(セト/アジール)など。
lv9に行くことが大事なので序盤からガンガンアイテムを作って体力を残します。
lv8でしっかり作りたいワーデンアッシュやミシックリリアなどは理想装備を追い求めます。
また武器だけを作りすぎないように考えるようになりました。
※この話はふぁんでるさんの動画でうに軍さんが話しているので割愛します笑
動画の12分ぐらいのところです。
最後に一言
「考えるのが遅いなら先に準備しておけばいいじゃない」
頭の中のしまぺん先生(世界大会出場経験者)がよく言ってきます。
構成のことばかり考えて頭が回らなくなって配置や周りの状況が見れなくなるなら、早めに強い盤面を作って余裕をもつことが大事じゃないかなと思ったセット11でした。
今回のことを意識するようになると、負けても自分の反省点がわかってきて感情的にならなくなります。相手どうこう、駒がひけるひけないじゃなくて自分の知識だなと思えるようになります。
知識がつくとTFTがさらに面白くなるし、大会の選手のプレイの意図がわかるとHappyになります。
HappyHappyHappy!!
ということでセット11も残り1か月と少し。楽しんでいきましょう!!
以上
黄身でした。